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いつか眠りにつく前に-EVENING- [Cinema]

昨日観ました。
公開から随分たってるのですが、タイミングを外してしまってマイナー系の館でたまたまタイミングよく。

いつか眠りにつく前に

いつか眠りにつく前に

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD


一人の女性(アン)を軸にして、彼女の若かりし頃。そして人生の最後の眠りに向かう今とが混ざり合いながら話は進んでゆきます。

アンの選んだもの得たもの失ったもの。。。そして後悔も。

どうすればよかったのか、どうあればよかったのか。私ならどんな風に選ぶのか。アンの人生だけでなく、彼女の親友。2人の娘。それぞれの女性の立場に立って、いろいろと考えることが。


そしてアンが娘の一人に語る言葉

“幸せになろうと努力して。怯えていないで。
 なぜなら人生に過ちなんてないのだから”


この言葉にこのストーリーの全てが凝縮されてるような気持ちさえしました。


このセリフ。アンの娘であるニナだけでなく、私にも。ううん。全ての人に向けられているメッセージなのかもしれません。



俳優さんが、なんとも私の中で影が薄いです^^;
やっぱり女性のための話なのかなー。女優さんたちはとってもインパクトありました。

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いのちの食べ方 OUR DAILY BREAD [Cinema]

タイトルだけ見ると、ちょっと「ぎょっ!!」とするかもしれませんが、映画のお話です。

いのちの食べ方 OUR DAILY BREAD

セリフも無ければナレーションもなし。その上 解説字幕すらありません。

私たちが日々口にするもの。農産物・畜産物が、私たちがスーパーやお店で見かける姿になっていくまでを、淡々と追いかけたドキュメンタリー映画です。
日本で撮られた映画ではないので、生産の規模が違うと言う点はもちろんあるのですが、普段何気なく食べられているものが、どうやって店頭に並んでいるのか。を考えたときに、ぜひ見て欲しい映画です。

もちろん農産物は、ある意味安心して見れるシーンばかりと言えなくも無いのですが、正直いって農薬散布のシーン(重装備=ガスマスクに防護服でハウスの中に入る)は、こうしなければ使えない薬品を使ったものを食べてるのか。と考えたときに、怖いものを感じました。

で、もう一つのほう。畜産ですが、合間に他の食べ物をはさみながら“仔”から最後は見慣れた姿になっていきます。
なのですが、これを「怖い」とか「気持ち悪い」という視点では見て欲しくない。と言うのが本音。
自分たちが、他者の命を頂いている。ということを自覚すれば、そういう視点では見れないはずじゃないかと思うので。
しかも、映像だからニオイ無いんだし。

ちなみにこの映画PG12がついていましたが、子供たちにぜひ見て欲しいし、見せたい映画のような気がします。
なんでPGついてるんでしょうねぇ?やっぱりイマドキの親たちは、残虐なシーン。と捉えるのでしょうか?もっと残虐なものの方が世の中多い気持ちもするのですが。
ただ、最初に書いたとおりで、セリフも解説も何もないです。大人でも理解力を求められるシーンも多々あります。まぁ、大人は見てれば途中でそれが何かは分かるように出来ています。子供だと、知らない食べ物もあるかな?と思わなくも無いです。
その難解さをもってPGならいいんだけどな。

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ガチ・ボーイ [Cinema]

映画にはそこそこ行っている。という感じは持っているのですが、日曜日に映画館は久しぶり。大抵は水曜日のレディースデー狙いなので(苦笑)
ただ、どうやら今日あたりで行っておかないと、日にち的に難しそう。ということで友人と一緒に行ってきました。
この出かけたのが、先日事故にあった友人。お互いに思うように動かない部分があるのに(汗)です。
もっとも、友人はじっとしていたらしていたで、考えることも多すぎるようで、ある程度出かけることが気分転換になってるようです。ON・OFFの切り替えも必要。ということなのかな?

で、見てきたのは「ガチ・ボーイ
予告編を見たときに、これは観たいなぁ。と思っていた映画。

先に見ていた人の感想もチラリと耳に入ってはいたけれど、またそれとは違った感じを受けました。

この映画の中で主人公が持つ障害が、事故による脳の損傷で、新しいことが覚えられなくなる。というもの。事故前の記憶ははっきりしている。というところが、さらにこの損傷がもたらす人生への影響の大きさのように思いました。

観終わって、観てよかった。と改めて。

ただ彼がかわいそう。と思うことは簡単だけど、この映画ってそれだけじゃなくて、彼なりにそれを受け入れて、一歩踏み出しているところ。私としては、それがとてもよかったです。

感じ方はそれぞれだけど、もしも観るなら、ハンカチ持参。がお勧めです。

それと、あんまり映画とは関係ないんだけど、サエコ演じる、マネージャーの「あさおかあさこ」が持ってたバッグがPJキャンパストートに見えてしかたがありませんでした。
同じラインのアイボリーを通勤用に使ってるので、なんとなく目が(苦笑)映画に出てきたのはチェリー柄に見えました。

おまけ。帰り道。新しく出来ていたお店によってお茶してきました。
外観でカフェなのかな?と思っていたんだけど、ディナーもあるようで、ちょっとびっくり。
今日は時間的にお茶しただけだったので、いきなりディナーとかじゃなくて、一度ランチにでも行ってみようかな。と思っています。

CA330583.jpg

カフェオレと一緒に食べたのが、フレンチトースト。久しぶりだったのと、この辺りではフランスパンを使ってのフレンチトーストを出してくれるお店が少ないので、よかったです。
味は、お値段とかも考えれば、まぁまぁOKかな です。


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かもめ食堂 [Cinema]

観ました。
今頃? ええ。今頃です。 DVDでなく映画館で? ええ。映画館です。もちろん、めがね と間違えてもいませんよ(笑)

愛媛。という田舎にいると、こういった過去の映画や、マイナー系を見るのには不自由するのですが、ひとつそういったわがままにどちらかといえば答えてくれる映画館が出来たおかげで、今回のような あれ?今頃。と思うものが観れたりします。実は、やじきた道中てれすこ も観たかったんだけど、時間がかみ合わず断念した作品。年明けに上映があるようなので、なんとかその時に観たいと。今から考えてます。

体調悪くて苦戦していたにもかかわらず、出かけたのは、観たかったから。という理由もあるけれど、やっぱりシナモンロールををちゃんと映像として見たかったから。この映画館は上映期間も短いものが多いので、観れるときに行かないと!だったりします。

私が普段作っているのは作中のものよりも随分小ぶりなんだなぁと改めて実感。イメージだけは同じ形なのですが。作中のだと1個でもしっかり食べ応えがありそうな感じに見えました。あと、真ん中の筋をつけるのも指を使っていたりして、この作業はある程度生地の大きさがないといくら女性の指でもちょっと不可能な作業だからなぁ。とサイズを実感しました。でも、正直映画観ちゃうとあのサイズで作ってみたくも。。。今まで小さいサイズで何も思ってなかったんだけどなぁ。

めがね のときにも思ったけれど、どちらの作品も食べ物が非常に美味しく見えます。特に変わったものではないはずなんだけど、改めていいなぁ。と思うものがたくさんありました。

そして、それと一緒に、どちらの作品にも どこか全てを超越したというか、何もかもから抜け出してしまったようなというか、ある種憧れを抱くような暮らしのあり方が見えたり。無いものねだりかな(笑)

それからもう一つ。キッチン。どちらの作品のも大好きです。もちろん設定として一般家庭ではないので、そういった大きさもありなのかもしれませんが、大きな「厨房」というほどのものでなく、シンプルに作られているところが好みなのかも。
キッチンの好みを語ってもしょうがないので(キッチンとそれにまつわるものが大好きだったりします)、これはここでストップです。

帰り道に晩御飯食べながら思ったのですが、まだ胃は万全ではなさそうです。今日は会社の暖房もイマイチなのか、肩口は冷えっぱなしで、ちょっと後退傾向にあるし(胃ではなく腕だけですが)。とりあえず日曜日に友達と出かける目的がピザじゃなくなっただけでも、よかった(笑)


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ミス・ポター [Cinema]

久しぶりに映画のコト

この夏、あまり映画を見てません。ここ何年かかなりの本数を見てるので、結構珍しい出来事だったりします。
先日観て良かったなぁ。と思ったのが、この映画。ミス・ポター

世界的に有名なウサギといえば、miffyとピーターラビット
このピーターの作者のお話です。
伝記映画というわけではないので、ちょこちょこっとした点で、加えたり変えたりしたストーリーではあるのですが、大きな部分では まぁ、そのもののお話。と言えるかなと思います。

ちゃんと本を読破していないこともあって、イメージは
「青い上着。湖水地方で。にんじんを齧ってて。」
だったのですが、その奥に作者のこんな物語があったとは。。。です。

私が、ヨーロッパに行けるならイギリス。それも湖水地方。と思うようになったのは、このウサギのおかげだから(笑)
でも、この映画でより興味がわきました。 いつか行きたい!(←でも、いつか。なのよねぇ)
そして、今も湖水地方が美しく保たれているのが、作者であるポターのおかげだということは今回知った事実です。

そうそう、そんなこと覚えてもいなかったのですが、このシリーズ、実は母ウサギが、子供たち(ピーター含む)に お父さんが、捕まってパイにされちゃったから、ここに行ってはダメよ。ということを話すシーンから始まるという日本ならとても子供向けとは思えない話。ということが判明しました。
やっぱりマザーグースが息づくイギリスならではなの?と思ったのは私だけではなかったようで、友人も同意見でした。

ところで主演は、レネー・ゼルヴィガー(レニーだったりレネーだったりするけど、最近レネーの方が多くない?)ですが、映画のイメージなんでしょうか?私の中では圧倒的に“代表作”と思っているブリジット・ジョーンズではなく、コールドマウンテンとシカゴが彼女の肩書きについてました。
まぁ、ブリジットとビアトリクスではキャラが違うからなぁ。
でもそんなの関係ないと思うんだけどなぁ。どうなんだろ?

色々と考えちゃう映画でしたが、心に残る貴重な作品にもなりました。


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こまねこ そして… [Cinema]

今日は一人で映画を観にお出かけ。私にとってはとってもめずらしいこと。いつも映画では一緒の友達は、仕事だったりで誰もつかまらず。が!

どうしても観たい映画には勝てませんでした~w

観たかったのは“こまねこ”という映画。

スタッフは、某公共放送の、ど○もくん というキャラクターを作ってる方たち。
どー○くんと同じく人形が動きます。
セリフらしいセリフも無いのですが、観ていてほのぼのとする映画です。
もっともその中に、ただただ可愛い。だけでない、部分が含まれているところが 素敵な作品です。

ちょっと評価が上がったのか、あちこちのワーナーでも公開がひろがってるようですが、この映画も元々はマイナー系の作品みたい。
“ど”田舎である県内にマイナー系の映画館があるなんて、ビックリでもありますが、映画館自体もスタッフたちの対応もとてもよくって、気持ちのいい場所です。

実は今日は、もう1本観ました。最初エコールを観ようかなぁとおもっていたんだけど、結局“暗いところで待ち合わせ”にしました。予告編を見ていて、これ観たいなぁ。と思ってた作品。こまねこは上映時間そのものが1時間ほどと、とっても短いので2本でも大丈夫だろうなぁと判断。
原作は乙一さん。私は今まで読んだことが無かったのですが、意外とこちらでピンとくる方も多いのでは?なんて思います。
映画では、チェン・ボーリンという台湾の俳優さんが主役に起用されているので、ちょっと設定が変わってます。
予告編からは想像できなかった(でも映画の途中でわかりましたが^^;)人物が犯人でしたが、なかなか面白かったです。

こうやってみると、やはり邦画が頑張ってるんだなぁってつくづく感じる今日の映画でした。
実は今日の予告編で見たいと思う作品が増えたのですが、やはりその中は邦画が混じってます。何年か前までは考えられなかったことなんだけどなぁ。


2本も観るということで映画館の近くでお昼ご飯を食べました。
今日のお店はク
ィーンベルというお店。
実は、このお店の存在を教えてくれたのは、もう本人忘れてるかもしれませんが、昔からの友人です。市の名前と海に近いということ以外、実は本人も場所もお店の名前も忘れてました。
ところが、最近この映画館に時々行くようになって(マイナー系と言っても実は良い作品多々ありと気づいた最近です)

あれ?このあたりに確か…?

と思い出しました。
はっきり言って、お店はとても古いです。雑誌にどんどん紹介されるような、新しいお店からは程遠いのですが、料理そのものは美味しいと思います。
今日食べたのはレディースセット。何にしようか迷ったんだけどデザートのプリンにつられてしまいました^^;


そして帰り道。菜の花がきれいに咲いていました。普段通る場所ではないのですが、昨年も実はここの菜の花をみています。去年見たのは3月の半ば。20日あまりも早く同じような状態になってるって、やっぱり暖かすぎるんだよね きっと。


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マリーアントワネット [Cinema]

マリーアントワネットを観てまいりました。

簡単な感想はというと、最後の悲劇的な部分に入る前にお話は終了。
そこまでの中身が案外濃かったので、私としては十分でした。
公開直後でもあるので、あまり詳細は無しにしますね。

さてこの映画、ある意味 当然ですが、

衣装がすごい!! Sweetsがすごい!! です。

先日友達にマカロンの本を見せてもらっていて、そのお菓子にも
もちろん興味がありましたが、それ以外のお菓子も観てるだけで
目の保養に。。。

衣装は、まぁお好みだと思いますが、やっぱり見ていて楽しいです。

実際のところ
『この映画の衣装とお菓子だけで写真集作ってくれないかしら』
と思ってる私。


マリーアントワネットといえば、べるばら と 出典は忘れてますが
高校の世界史の授業で先生が資料としてコピーしてきた漫画。
を思い出します。
見てて、やっぱりその時に習ったこといろいろと思い返し
たしかこうだったハズ…
などど考えながら観ても楽しいものでした。

そして、知らなかったことなのか、知られていないことなのか
思ってもみなかったことが結構沢山出てきました。
なので、この原作本が今一番読みたい本です。


歴史上の人物のアレコレは今となっては知る由も無く。なものが
多いですが、やっぱり興味のある対象となってしまいました。


そうそう。ロミオとジュリエットで、ジュリエットの年齢も
やたらと若いわけですが、マリーアントワネットも年齢を知って
話を追うと、それってちょっと…なんて思っちゃうことも
私としては多々ありです。


日本だってそうだったんだけど、昔のお貴族様や王族って
今に輪をかけて大変だったんだねぇ。

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